ー 入社のきっかけについて教えてください。
飛騨地方は生まれ故郷ではありませんが、過去に在住経験があり、それ以来「こころのふるさと」になっています。そんな飛騨地方にもう一度住もうかな?と思っていたところに
持続可能な循環型の暮らし方や環境問題に強い関心と興味をもち、ここ5年間在住のオランダを中心に様々な関連プロジェクト従事を経て、飛騨地方・白川郷に未だ残る先人の暮らしの知恵や自然環境の中で循環する暮らし方の尊さや価値、それを遺していくことの重要性を改めて深く感じています。
どんな時代にもその時代を生きる人々が持つ普遍的な使命として「未来の世代に豊かな・よりよいものを少しでも遺していく」ということがあると信じています。
様々な問題を抱える今、だからこそ暮らしや価値観の転換という著しい”変化”が必要な時代、 そんな今この時代を生きる私にとって「将来の世代に遺していく使命を感じるもの」の一つが飛騨地方・白川郷にある暮らし・自然環境・合掌造りをはじめとする長い年月人々の手で守り抜かれてきたものです。社内理念にある、変化に柔軟に対応する術を持ちながら。
それに共鳴する村の内外の人たちとできることから着実に行動していくこと、それがわたしのこのプロジェクトに関わる原動力となっています。
ー 仕事内容について教えてください。
・白川郷現場まわり/村民の方々の意見吸い上げ
→課題・要望の解決/実現方法を具体策にしていく
・会合ファシリテーター
・合掌造り民宿の予約一元化管理/ゲスト対応 プロセス設計・実行・評価・改善一連の管理
ー 仕事のやりがいと今後の目標はなんですか。
・村内の人々にとって、合掌ホールディングスが拠り所となり頼ってもらえる機会が増えていくこと
・会社理念(時代の変化に柔軟に対応しながら先人の知恵を継承する)に共感してくださる方々が実際に村内で少しずつでてきた実感、そしてその方たちと共にアクションをとり始めていること。
・個々としてではなくコミュニティーとして村の未来を考える機会が少しずつ生まれてきたこと